自由気ままなブログ生活

仕事と子育てに追われる日々を過ごすバツ持ちママが、育児のこと、生活のこと、役に立ちそうなことなど自由気ままに書いちゃってます。

意外と怖い!大人がかかるとヤバイ!りんご病ってなに?

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りんご病って子供の病気じゃないの??
そう思ってる人も少なくないのではないでしょうか。。

子供がかかることでは有名なりんご病ですが、大人にも感染する可能性があります。

大人が発症するとけっこう辛い!!
妊娠中に感染するとヤバい!!
と言われているりんご病についてまとめてみました!

りんご病とは?

その名の通り、りんごのような赤いほっぺになることから「りんご病」と呼ばれています。
ウイルスによる感染症の一種です。
子供の時にかかりやすく、比較的軽度な病気のひとつです。
りんご病の正式名称は「伝染性紅斑」といい、伝染する赤い発疹が出る病気という意味からきているようです。

感染経路

飛沫感染と接触感染が主です。
これを防ぐには手洗いうがいしかありませんが、感染力がそんなに強くないので大流行するようなことはめったにありません。
ですが、保育園内などでは接触感染による流行が起こることがあります。

潜伏期間は10日から14日くらいで、その間がもっとも感染力が強くなります。
潜伏期間中は症状があまり現れなかったり、風邪のようなようなものだったりするのでりんご病だと気付くことは少なく、感染を防ぐことは難しいようです。

子供の場合はりんご病ウイルス(ヒトパルボウイルスB19型)の免疫をまだ持っていない場合が多く感染する確率も高いですが、大人の場合は半数以上の人がすでに免疫を持っています。
子供の頃にかかったことがある場合、もう一度感染することは基本的にありません。
そのため、大人で感染することはめずらしいようです。

子供が感染した場合

感染してから1週間くらいは風邪のような症状のため、りんご病と気付くことは難しいです。
ただ、この風邪のような症状の時が一番感染力が強い時期です。
風邪のような症状が何日か続いたあと顔や全身に赤い発疹が現れます。
ここでやっとりんご病であることが分かります。
この頃になると感染力も弱く、ほとんどうつることはなくなります。

症状

発熱やくしゃみ、咳、鼻水といった風邪のような症状から始まります。
あまり高熱にはならないものの、人によっては筋肉痛のようなダルさや関節の痛みが出る場合もあるようです。

ほっぺが真っ赤になるのですぐ分かると思いますが、発疹は顔だけではなく腕やお腹などにも現れます。
発疹が出ると、火照りや痒みがあります。

回復するまで

発疹が出てしまえば感染力は弱くなっていますので人にうつるようなことは少ないです。
発疹やほっぺが赤い以外に症状もなく、元気に過ごせているようであれば保育園などでも登園許可は出ると思います。

入浴にも問題ありませんが、血行がよくなると発疹の痒みが強くなる可能性がありますので注意が必要です。

大人が感染した場合

大人になるとほとんどの方が免疫を持っているため感染しませんが、免疫がない人は感染する可能性があります。
特に子供がいる人は注意が必要です。

大人が感染した場合は子供より重症化する可能性が高いのでとても辛いといわれているようです。

症状

子供の場合と同じく風邪のような症状ですが、高熱となることが多いです。
高熱と合わせて倦怠感やめまい、吐き気が出ることもあります。

また、関節炎を発症することが多いと言われています。
関節炎を発症した場合、歩行が困難になるほどの痛みが出ることもあるようです。

その後発疹が現れるとかなりの痒みを伴う場合があり、睡眠不足になってしまう人もいるくらいです。

回復するまで

大人の場合はほっぺはあまり赤くならないことが多いようですが、倦怠感や身体に出た発疹の痒み、関節炎が1ヶ月以上続くといったケースもあります。

そのため、違う病気ではないかと悩んでしまったり精神的に追い詰められてしまったりと、回復までかなり辛いこともあります。

ただ症状の現れ方、治まり方は個人差が大きく、軽い場合は発疹が現れてから1週間くらいで回復する場合も少なくないようです。

妊娠中の感染について

これは特に注意が必要です。
妊娠中に感染してしまった場合、胎児に浮腫が出てしまう胎児水腫を引き起こす場合や、流産死産となってしまう場合もあります。


特に上にお子さんがいる場合は風邪のような症状でも油断は禁物です!
胎児水腫については別記事で書いていますので、どうぞ。。
chanchan78.hatenablog.com

感染から4〜6週後に胎児が死亡する確率が高いといわれおり注意が必要です。2011年に行われた厚生労働省の調査では、りんご病にかかった妊婦さんのうち7割が流産や死産に至ったと報告されています。
引用:妊婦がりんご病にかかると危険?妊娠後期でも胎児への影響がある? - こそだてハック

母体が感染してから胎児に影響が出るまでは2週間から17週間と言われています。
そして一番危険なのが妊娠初期のりんご病感染です。
妊娠の希望がある人、また妊娠初期の人でりんご病の免疫があるか分からない!という場合はりんご病の抗体検査を受けることができますので利用するのもいいと思います。

抗体検査は妊娠中の場合は産婦人科で希望を伝えれば受けることができます。
基本の血液検査項目ではないので別料金となりますが、それほど高額な検査ではありませんので気になる場合は受けた方がいいでしょう。
上にお子さんがいて、保育園等でりんご病にかかった子が出た場合などは自覚症状がなくても感染している可能性がゼロではありません。
また、りんご病は潜伏期間が長いので気付かないうちに感染している場合もありますので注意が必要です。

りんご病は予防できる?

残念ですが、予防は難しいと思います。
ですが、りんご病は夏に感染することが多いようです。
そして5歳~9歳で感染することが最も多く、次に0歳~4歳となっています。
妊娠中は夏の外出、特に子供がたくさん集まるような場所に気を付けることも重要なようです。